津軽海峡横断(青森⇔函館)なら津軽海峡フェリー!/ 青春18きっぷや北海道東日本パスにも相性◎
本州と北海道を結ぶ交通手段はいくつかありますが、メインは飛行機か北海道新幹線の利用となると思います
ただ、今回はフェリーという交通手段に焦点を当てて、実際に利用してみた様子も合わせて紹介していこうと思います
コスパ良しの津軽海峡フェリー
青森県の青森フェリーターミナルと北海道の函館フェリーターミナルを結んでいます
また、大間と函館を結ぶ路線も運行されていますが、今回は青森⇔函館について紹介します
ターミナルの場所
・青森フェリーターミナル
ホームページによると、JR青森駅とJR新青森駅からターミナルまではバスが運行されています
・函館フェリーターミナル
ホームページによるとJR函館駅やJR五稜郭駅からタクシーで15分
また、函館駅とフェリーターミナルの間はバスも運行されています
運賃体系
下記のようにシーズン毎に運賃が異なります
1番安いスタンダードクラスの場合は、最安値シーズンなら2000円ちょっとで移動することができます
時刻表
時刻表は2019年8月現在
変更の可能性があるので、各自必ずチェックしてください
本数も1日8本あるので、それぞれの都合に合わせたスケジュールで利用することができます
電車旅との相性がとにかく良い!
今回自分は北海道東日本パスを利用していましたが、とにかくこのきっぷや青春18きっぷとの相性が抜群です
青春18きっぷはこの津軽海峡を横断するために別途2300円(奥津軽いまべつ〜木古内)、北海道東日本パスの場合は3900円(新青森〜新函館北斗)かかります
北海道東日本パスの場合はまだこのきっぷは実用的なものですが、青春18きっぷの場合の奥津軽いまべつ駅へのアクセスや乗り継ぎを考えると、使い勝手がとにかく悪いです
また、せっかくお得なきっぷを購入して、乗り放題になっているのにもかかわらず、別途数千円の支出は惜しくなります
こうしたきっぷと比べて、津軽海峡フェリーは安く移動することができます
ターミナルは深夜でも営業しているから深夜発着便でも安心
深夜発着の便も設定されていますが、青森・函館両ターミナルは24時間営業です
そのため、出発が遅くてもターミナルに早く来て休憩することもできますし、到着が遅くても朝までターミナルで過ごすことも可能です
深夜便を利用することで1泊分のホテル代を浮かすこともできるので、旅のコストカットにはもってこいの交通手段です
実際に津軽海峡フェリーに乗ってみた!
津軽海峡フェリー 青森⇒函館
☆YouTube
編集中
・スケジュール
ブルーハピネス
出発予定時刻 22:25
到着予定時刻 0205(+1)
・運賃
スタンダード
2500円(学割適用)
当日に窓口で購入
クレジットカードで決済しました
・レビュー
この日は青森は警報が発表されるほどの大雨となっていましたが、問題なく運行されるようです
JRの青森駅からここのフェリーターミナルまで歩いてきたため、びしょ濡れになりました
出発の直前にターミナルに到着となったため、チケットを購入してすぐに船内に入る流れとなりました
スタンダードクラスの室内はこのような形
雑魚寝スタイルとなりますが、この日は自分以外は人が来なかったのでこのスペースを独占することができました
枕も用意されているので、寝るのに困ることはありません
自販機で飲み物なども販売されており、値段も市内価格と大差ありませんでした
室内にはコンセントもあったので、寝ている間にこの旅で持ってきているガジェット類の充電は満タンにすることができました
船内にはフリーWi-Fiも用意されており、たまにYouTubeが止まることがあったものの、基本的にスムーズに見ることができたので、かなりしっかりしたものです
夜間は外に出ることはできないようです
青森から函館までは3時間40分
寝てたら函館に到着したという船内放送で目が覚めました
函館のターミナルに深夜到着となりますが、こちらのターミナルは24時間営業しており、ベンチで横になることができます
津軽海峡フェリー 函館⇒青森
☆YouTube
編集中
・スケジュール
ブルードルフィン2
出発予定時刻 22:25
到着予定時刻 0205(+1)
・運賃
2500円(学割適用)
当日に窓口で購入
クレジットカードで決済しました
・レビュー
函館のフェリーターミナルまでJR五稜郭駅から歩いていきましたが、この日も大雨
絶望的に持っていません
帰りはフェリーを使わないつもりだったのですが、予定を変更したので、青森から来る際に往復で購入すればよかったと少し後悔しながらチケットを購入
青森のターミナルと比べると、ここ函館のターミナルは少し大きめな印象です
売店や食堂、お土産屋が1階にありました(お土産屋はすでに営業時間終了)
3階に上がり、船への乗船を待ちます
乗った際には船ごとに違いがあるかどうかは知りませんでしたが、乗った際に、「かなり小さいな」と思わせる造りでした
青森から函館までで利用したブルーハピネスの方が、今回函館から青森までで利用するブルードルフィン2より良さそうです
スタンダードクラスの部屋も狭く感じました
この日は独占することはできませんでしたが、枕もあるのでしっかり寝ることもできます
ただ、船内で充電することができるようなコンセントを見つけることはできませんでした
充電ができないのは個人的にはかなりのマイナスポイントです
船内には売店や自販機で冷凍食品が売られたりもしていましたが、この時間の船だと食べる人はほぼいないと思いますし、自分も食べようとも思いませんでした
また、船内にシャワールームが男女別で用意されていました
青森から函館までで利用したブルーハピネスでは気づきませんでしたが、こちらのブルーハピネス2にはシャワールームもあるようです
行きと同様に青森まで寝ていたらあっという間です
青森到着が深夜のため、ここのターミナル内のベンチで横になって朝まで過ごしました
2階にはコンセントがあったので、充電することも可能です
朝になって青森駅まで歩いて向かいました
まとめ…節約旅行には1番最適な海峡横断の交通手段!
新幹線や飛行機などで津軽海峡を横断することができますが、このフェリーだと寝ている間に到着することができるので、節約旅行には最適です
また、日中に船からの景色を見ながら、函館・青森へ向かうのも楽しいと思います
北海道東日本パスや青春18きっぷを利用した旅にも相性が良い交通手段ですので、是非参考になればと思います