JR線の乗車券を利用して途中下車しながら旅をする! / JR乗車券を賢く使おう!
2019年の夏は北海道東日本パスを利用して、鉄道旅を楽しむことができました
以下のリンクに、北海道東日本パスについてとYouTubeで公開している旅行記を出しているので、是非チェックしてみてください
この北海道東日本パスの利用範囲はJR北海道とJR東日本に限られており、この旅の後には名古屋へ向かわなければならないため、熱海から名古屋までの乗車券を購入しました
この乗車券というのは途中下車することができてとても便利なため、まとめてみました
JR乗車券と途中下車を使って色々寄り道!
途中下車
JR線の途中下車の定義は「乗車券の有効期間中に有効区間内に改札を出ること」
有効期間
新宿駅から東京駅までのきっぷには有効期間というものは印字されていませんが、JR線の移動距離が101km以上からは有効期間というものが発生します
100km以内の場合は当日のみで途中下車することはできませんが、101km以上の場合は2日間、201km以上の場合は3日間となります
これ以上の場合は401km以上の場合は4日間、601km以上は5日間と200km毎に1日分有効期間が伸びていくことになります
きっぷは自動改札に通すだけ
青春18きっぷは有人改札できっぷの確認がありますが、このきっぷは改札に通すことになります
出る際には通したきっぷが出てくるので、忘れずにきっぷを受け取りましょう
もちろん新幹線や特急に乗る際は、プラスで特急料金を払えばOK
例えば東京から大阪までの乗車券を購入して、静岡県内の熱海から浜松までは新幹線でスピード重視で移動したい場合は、別途該当区間の新幹線料金を支払えばOKです
この乗車券のメリット
青春18きっぷのような乗り放題きっぷは期間限定となりますが、これはただの乗車券なのでいつでも利用することが可能です
そのため、青春18きっぷのような乗り放題きっぷのシーズンではない時の電車旅を考えた時には、このようにきっぷを購入するという方法もあります
もちろん下車することができるのはきっぷに印字されている経由区間となりますが、経路次第で旅を充実させることの助けになることは間違いありません
実際に使ってみた
先ほど述べた通り、熱海から名古屋市内までのきっぷを購入しました
運賃は学割適用で3800円
9月2日から4日まで経由地の駅に降りながら、名古屋市内まで向かうことができます
熱海駅出発が夜だったので、とりあえず東海道線で静岡まで向かって1日目は終了
2日目は静岡で有名な【炭焼きレストラン さわやか】で昼ごはんを食べます
また、駿府城公園内をゆっくり散策したりして過ごしました
そのあとは、東海道線を乗り継いで、名古屋市内の熱田駅で下車しました
今回はスケジュール的に夜に中部国際空港に向かわなければならなかったので、3日間使うことはありませんでした
もし熱海から静岡、静岡から熱田までと別々の乗車券を購入していた場合、1320+3350=4670円となるので、やはりこのように全区間の乗車券を購入する方がお得になります
また、今回は熱海から静岡とそれほど長い距離ではありませんでしたが、距離が伸びれば伸びる分だけ、途中下車すればするだけ、お得感は増します
時間に余裕がある時にしか使うことができないと思いますが、こうした旅行というものもあると参考になると嬉しいです